こんにちは。AYOMOTの鈴木朋弥です。
今日は、「創造=クリエイティブ」が、どれだけ美容師の人生やサロンの成長に影響を与えるかについて、お話させてください。
僕たちアヨモットのコアバリューには、「クリエイション」と「グロース」、つまり創造と成長があります。
でも正直、日々のサロンワークの中で、この言葉を深く考える時間って、意外と少ないですよね。
だからこそ今回、「創造」というテーマを軸に、スタッフみんなと改めて向き合ってみました。
その中で感じた大切なことを、ここに記しておこうと思います。
もし、何の制約もなかったら? 最初に、こんな問いを投げかけました。

「美容師として、もし何の制約もなかったら、あなたはどうなりたい?」
時間もお金も場所も関係ない。 そうしたとき、人は本音で“夢”を語れるようになります。
「海外のサロンで働いてみたい」
「お客様と一緒に旅をしながら美容を届けたい」
「愛犬と一緒にサロンをしたい」
そんな想いがたくさん出てきました。
夢って、すごく自由で、でもその人の本質を映し出します。 このワークを通して改めて思ったのは、夢を言葉にするだけで、人はちょっと前を向けるということ。 でも大事なのは、そこから“どう動くか”ですよね。
創造=望みを叶える力 ある本に、こんなことが書いてありました。
「創造とは、会社や個人を成長させ、幸福に導く原動力である」と。 今、サロンの売上が伸び悩んでいる。
スタッフのやる気が見えにくい。 採用がうまくいかない。 これらは、環境や時代のせいではなく、もしかしたら想像力が止まっているからかもしれません。
ヒット商品がないなら、自分たちで作ればいい。 いい人材がいないなら、育てればいい。 資金がないなら、生み出せばいい。
不満や不安の奥には、必ず「じゃあ、どうする?」が隠れています。 ⸻ チームを変えるのは「連携の創造性」 もう一つ大切なのは、「創造=才能のある個人の集まり」ではないということ。
どれだけクリエイティブな人がいても、関係性が悪ければチームは機能しません。
だから僕は、「インターフェースの創造性」
つまり人と人の間の創造力こそが、サロンの質を決める**と思っています。
・上司と部下の関係 ・部署間の連携 ・お客様との距離感 ここに“信頼”と“明確なビジョンの共有”があるかどうか。
それがあるだけで、同じメンバーでも全然違う結果が生まれる。
想像する人が、成長する人 じゃあ、どんな人が“創造的”なのか?
・人の話をよく聴く ・自分の価値観が明確 ・明るくて柔軟 ・決断が早い ・習慣や地位にとらわれない こういう人たちは、行動の中に“変化”を起こす力がある。
逆に、いつも同じ道、同じ視点で日々を過ごしていたら、変化も成長も生まれません。
だから、まずできることは「帰り道を変えてみる」 「いつもと違う視点でお客様を見てみる」 「今日の売上じゃなく、昨日との違いを探してみる」 小さな“視点のズレ”が、創造のはじまりです。
美しさは、目の中にある

最後に。 よく「綺麗なものは外にある」と思われがちだけど、本当は“その人の目”が綺麗じゃなきゃ見えないんです。
つまり、感性を磨くってこと。
自分の感性が整えば、どこにでも美しさを見つけられる。 そして、その感性がクリエイティブなサロンづくりの原点になります。
おわりに アヨモットは、誰か一人の力ではなく、全員の想像力の掛け算”でここまできました。
これからも「自分たちは何を持っていて、何が足りないのか?」を見つめながら、想像し、創り出していきたい。
それが、チームとしての“進化”の種になると信じています。 あなたのサロンでも、まずはひとつの問いから始めてみてください。
「もし、何の制約もなかったら、自分はどんな美容師でいたい?」 きっと、あなたの中の創造が、何かを動かしはじめます