未来は、情報を持つ人にだけ見えている

突然ですが、あなたは「数字」や「経営の話」、好きですか?

たぶん、美容が好きでこの世界に入った人ほど、そういった話を“ちょっと苦手”に感じるかもしれません。でも今日は、それを少しだけ好きになるヒントを渡したいと思って、この文章を書いています。


僕たちのサロンでは、毎月「月次決算」という形で、会社の“家計簿”をスタッフ全員で見ています。
売上、経費、利益。それをどう動かしたか、なぜ動いたか。
最初はみんな「え?私が見るの?」って顔をします。

でも、数字って実は、過去の記録じゃなくて“未来の地図”なんです。
見える人にだけ、次の一手がわかる。逆に言えば、数字を見なければ、何も始まらない。


僕はいつもこう思います。
情報がなければ、良い提案も、良い挑戦も生まれない。
「こうしたらもっと喜ばれるかも」と気づけるのは、常に“背景を知っている人”なんですよね。


美容業界はいま、大きな転換点にあります。
日本では人口が減り続けている。
つまり、ひと月に伸びる髪の長さは限られている。
その伸びた毛を、全国の美容師たちが取り合うようにしてカットし、カラーする——
これって、どこか不健全だし、カットやカラーだけでお客様を綺麗にするには限界があると、僕は感じています。


だからこそ、僕たちは“美容の枠”を超えていきます。
エステも、脱毛も、法人向けの撮影や婚活のヘアメイクも。
ホテルとの連携、健康やウェルネスとのコラボだって、夢ではありません。

「綺麗になりたい」というお客様の気持ちに、もっともっと寄り添うために。
僕たちは、挑戦し続けます。


そのために、学ぶんです。
美容師だって、経営を知っていい。
学びを「技術」だけで終わらせない。それがこれからの美容師に求められる“感性”だと思います。


そしてもうひとつ、大切なこと。
僕たちは来年、新しい仲間を迎えます。それは喜びであり、同時に「責任」でもあります。

1人を雇うには、年間350〜400万円の投資がかかる。
さらに、研修や教育にかける時間やエネルギーまで含めたら、それ以上です。

でもそれを“コスト”ではなく、“未来への種まき”と捉えられるか。
これからの美容師は、自分の給与を「もらうもの」ではなく、「生み出すもの」として考えてほしい。
その意識が変われば、お客様との向き合い方も、仕事への責任感も、サロンの未来も変わっていくはずです。


最後に。
あなたが今日見ている世界は、あなたの知識と経験の範囲でしか広がっていません。
でも、学び、情報に触れ、数字を読めるようになったとき——
見える景色が確実に変わります。

未来は、情報を持つ人にだけ見えている。

さあ、一緒にその景色を見にいきましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!