「なんか今日、気分がよかった」
そんなふうに思ってもらえる美容の時間って、実は技術だけじゃつくれないんですよね。
AYOMOTでは、「また来たい」と思ってもらえるような体験を、
一つの“物語”としてデザインしています。
髪を切る、色を変える、メイクをする…そのすべての間に流れる、
空気、言葉、しぐさ、それがぜんぶ「体験」になっていくから。

とはいえ、サロンは忙しい場所。
スタッフの個性も技術の段階もさまざまだから、サービスの質にバラつきが出やすいのも現実。
だから私たちは、来店から退店までの時間を一つのストーリーとして設計した
“Excitement with Beauty Story”というマニュアルをつくりました。
これは単なるマニュアルではありません。
受付の一言、カウンセリングの姿勢、アフターフォローの声かけまで、
「どんなふうに感じてもらいたいか」という“感情の流れ”に軸を置いています。
最初の受付で感じる安心感。
カウンセリングで「私のこと、ちゃんと見てくれてる」と思えるような会話。
似合うものだけじゃなく、“なりたい自分”に近づける提案。
一人で担当するのではなく、カラー、シャンプー、スタイリング…
それぞれのプロ同士がコラボレーションすることで、
AYOMOT全体の信頼感や一貫性が生まれます。
私がアシスタントだった頃は、先輩ごとに正解が違って、
同じ仕事でも怒られたり、褒められたり。
そのたびに「どこに合わせればいいんだろう」って、少し不安でした。
だからこそ今は、後輩や新しく入るスタッフが、
「AYOMOTではこうするんだな」と安心して立てる軸を用意したかったんです。
そして、今日のヘアスタイルを「綺麗なままキープするにはどうしたらいいか」
次回来店のタイミングやホームケアを、自然な流れで伝える。
帰るときには、次の来店がちょっと楽しみになっている。
そんなふうに、未来のきれいを一緒に描いていく時間でもあります。
私たちが一番大切にしているのは、“感情が動くこと”。
嬉しかった、気持ちよかった、楽しかった。

そう思ってもらえる体験は、また会いたい理由になります。
Excitement with Beauty Storyは、まだ完成形ではありません。
現場での気づきや、お客様の声を取り入れながら、
みんなでアップデートして育てていくもの。
これからAYOMOTに関わってくれる人たちへ。
この物語の中で、一緒に感動を届けていきましょう。
そしてお客様には、今日もまたひとつの物語を届けにいきます。