社員旅行に行ってきました。
日頃一緒に過ごすスタッフと、日頃とは違う環境に身を置いた3日間はそれぞれにとって良い刺激になってくれているのだろうと思います。
私自身も定期的な海外出張はありますが、やはり性質も違うので新たな気づきを得られる貴重な機会となりました。
私は今年53歳を迎えたのですが、一緒に働く仲間とはふたまわり以上年が離れていたりするんですよね。時代が変わっても変わらない事もありますが、新しい言葉が生まれてきたりしますよね。
その一つが「推し」という言葉に表されいると思います。今回スタッフとの会話で「推し」の話題になりました。
働くスタッフの中には自身がコスプレを楽しんで推されている子もいますし、彼女も誰かを推していたりしてます。
推しについて弾む会話から、鈴木さんの推しは誰ですか?と聞かれたんです。
この歳になって「推し」を考えるチャンスってなかなかないですよね。
考えてみて、スッと出た答えは「スタッフのみんな」でした。
推しの定義って何かなと私なりに考えたときに、
“その人の成功を自分の成功のように喜べる”
“時間とエネルギーとお金をかけてでも応援したい”
ということでした。
とすると迷わず「スタッフのみんな」と答えることになるんです。
そう答えてみて「わー!うれしいです!」という反応はなかったのですが(笑)
もう一度同じことを聞かれても僕が自信を持って答えるのは「スタッフのみんな」になると思います。
人材育成や教育については、私の人生のプライオリティでもかなり上部にくるのですが、それはなぜですか?と聞かれたらこう答えています。
「原理原則だから」
歴史を振り返ると、文字ができて、紙ができて、文明は発展してきたのですよね。誰かが書き留めたものを誰かが学び向上していく。
私は美容師という分野において、メイクアップという分野において、そしてコンサルタントという分野において誰かがまとめたものから学び、習得し今があるわけです。
その流れの一部に身を置き、学び得たものから最高のクオリティを生み出し、それを次世代に受け渡していく。
教育とはそういうものだと思っています。
だから私は教育をとても大切に思っているのです。
まとめると、私の「推し」は「スタッフのみんな」であり、スタッフのみんなにこれからも「教育」という形で「推し活」していきたいと思っています。
皆さんもご自身の「推し」を考えてみてはいかがでしょうか?