辞めるのはいつ?

最近、過去を振り返る機会に恵まれて13〜14年間一つのテーマに沿って振り返りました。

何かを始めれば、それを継続するか辞める時が来るわけですが私が辞めてきたものってなんだったかなと。

今回振り返りのキッカケになった事柄については、当初の関わりから形や立場変えて継続しています。

「なぜ辞めなかったのですか?」

インタビュアーにそう聞かれて初めて、辞める選択肢が無かったと言葉にしたのですが、質問はまだ続きました。

“「物理的にも」「メンタル的にも」辞める機会は訪れたはず。すべてがうまくいったとは思えません”

確かに。自分の意見が通らない場面もありましたし、タイムマネジメントにつまづいた経験もありました。

けれど、その度にセルフコーチングをしたり、

プロのコンサルタントに相談しながら継続の道を選んできました。

私が辞めない理由は3つであることも分かりました。

①関わる方々の期待を裏切る事をしたくない

②心地のよい環境以外に身を置くことが成長に不可欠であると考えている

③辞める事はいつでもできる

続けることがすべてではないですが、選択肢を迫られた時に自分が経験できることを選べるのであれば、負荷のかかる道であっても継続の選択をしてきたのかもしれません。

環境に違和感を覚えたとき、今の環境を変えることではなく、苦手と思われる環境に身を置くとか、苦言を呈する人たちの言葉を大切にすることを意識してきました。

裸の王様にならないように、ということです。

うまくいかないことを楽しむ。

うまくいかない時には感情が乱れてしまい、不快な気持ちになることがあります。

けれど、その心地よい環境と違った環境を選ぶことが成長に繋がることを理解していれば、きっと思い通りにいかないことに取り組む時の姿勢が違ってくると思うんですよね。

人材育成をしていると“将来楽しみだな”と思う方たちによく出会います。

彼らが成長していく上で伝えたい事があるとすれば、やめ時が来たかな?と思ったらぜひ尊敬できる先輩や成功した仲間に「今」がその時なのかを質問してほしいと思います。

決定はご自身でするのが一番です。

けれど、考え方一つで、選択肢が変わり、選択肢が変われば出会える人も変わります。

視野が拡がりその先の未来が鮮明になることもあると言うことです。

何度も言いますが、辞めるのはいつでもできる。

そんな選択を積み重ねていくことで、自分の深みや拡さがひと味もふた味も変わっていきます。

ぜひ楽しんでいっていただけたら嬉しいです。

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