いつだったかな。文字で残すことをお勧めされたこともあったのですが、当時はそれを選びませんでした。
時間を経て、またこういう機会をいただいて、お手伝いいただけるということもあって少しずつ文字で表現するということをしていきたいと思っています。ここにお越しになったどなたかの力になれることができたならそれは私の役目のひとつなのかもしれません。
-鈴木朋弥
最近はYouTubeやzoomなど動画での配信にとてもお世話になっている毎日です。
どんなに遠方にいても、例えば私は定期的に海外に出張に行くわけですけれども、ネット環境さえ整っていれば距離を感じずにコミュニケーションが取れるわけです。
ですので、必要であれば会議もできますし、アドバイスを求められれば可能な限りお応えできます。
少し前まではそのような環境を特殊に感じていたかもしれませんが、記憶に新しい2020年の感染症蔓延をきっかけにあっという間にその仕組みの浸透が進み、今ではあたりまえになりましたよね。
私は美容師、経営者の他に、世界で最大のリファーラルマーケティングの会社で仕組みを拡げるお手伝いをしていたり、職人であるステージの人が会社の経営者として成長するためのコンサルティングなどもしています。
スケジュールは今も昔も余裕はあまり作らない方なのですが、オンラインで人が会えるようになってからはお話しする数は飛躍的に伸びました。そうですよね。移動がないんですよ。
今、目の前でお話ししていた方と「ではまた来月」とご挨拶した2分後には「こんにちは、ご無沙汰しています」と別の方にご挨拶ができます。そんな環境にとても感謝しています。
一方で、忘れたくない文化として、文字の良さというのもあると思うんですよね。それは読み手に委ねられる余白のようなもので、例えば「青い海」と言ったらその人それぞれの中に「青い海」があるんですね。
「この海」と表現されると、そこもFIXされる安心感はありますが、おもしろくない。
全く別の人間がそれぞれにもつ感覚に委ねる面白さは文字にあるのかなと思います。
私はその余白を楽しみたいと思っています。
このようなおもしろさがこの場所で生まれてこればいいなと思いますし、そこをきっかけに対面でお会いできるようなタイミングがあったりですとか、zoomですとか、リアルにやり取りできるところでお互いの感覚の補完ができたらおもしろいと思うんです。
この場で、また会いましょう。